外国人雇用の基礎知識

外国人雇用にあたって VOL.04

外国人社員の活用

 企業という組織内には、その人の「しなければならないこと」“Must”と「できること」“Can”の業務があります。

 高度外国人材の能力を引き出すためにはコミュニケ―ションを図り“Must”と“Can”の能力を把握し、目標を設定して企業の成果へ導くことが重要です。また、“Will”「やりたいこと」を理解していくことも外国人社員のモチベーションアップに効果的です。

 高度外国人材は生計資金のみを求めていることは少なく、知識や技術をもって何事かを成し遂げることを欲する傾向が強くあります。

①他人から自分が価値あると認められ賞賛されること
②自分の能力にふさわしい業務を遂行し達成すること

 外国人社員の承認や尊重への欲求を満たすことが、モチベーションを高めることにつながります。

 日本人同士であっても意思の疎通は難しく誤解が生じることはよくあります。これが生活習慣や文化などが異なる外国人であればなおのこと当然といえます。

 また、在日するためには在留資格(通称「ビザ」)が必要なため、日本における報酬を伴う活動が制限されかつ期限が定められています。永住権の取得を視野に入れ、長期の海外勤務を極力控えるなどの配慮も必要です。

 日本企業が高度外国人材の採用に消極的なのは「せっかく採用してもすぐに辞めてしまう」という理由があります。

 これまで以上に企業内のコンプライアンス意識を高め、かつ、高度外国人材の求めているもの理解して活躍できる組織風土が構築されていれば、能力・専門性を発揮できる組織をわざわざ自ら去ることはありません。

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