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ロイヤルパークホテル、韓国から研修生、将来の外国人採用に布石(2007/10/23)


 ロイヤルパークホテルズ&リゾーツ(東京・千代田)は今秋にも韓国から研修生を受け入れる。人材獲得が厳しくなる中、将来の外国人採用の下地をつくるのが狙い。まずは都内二ホテルに一年契約で数人を配置する。外資系ホテルでは外国人雇用が当たり前になっているが、日本資本のシティホテルで外国人研修生を受け入れる例は珍しいという。

 受け入れるのはロイヤルパークホテル(東京・中央)とロイヤルパーク汐留タワー(東京・港)。韓国の大手旅行会社「グローバルツアー」の関連会社が研修生を募集した。週五日、宿泊部や料飲部で勤務する。

 一日の実働は七・五時間。月収は手取りで十二万円だが、食事や定期券などを提供する。二十―三十歳で日本語か英語が話せることや、短大または大学卒業を条件に、ワーキングホリデービザで入国する。

 ロイヤルパークホテルは、香港のシャングリ・ラホテルズ&リゾーツと定期的に人事交流しているが、研修生という形で一方的に外国人を受け入れるのは初めて。

 景気回復で企業の採用活動が活発化する中、日本のホテルは新規参入等で人材獲得が特に難しくなっている。「ビザの問題などはあるが、今後は労働力を海外に求める必要が出てくる」(中村裕ロイヤルパークホテル会長)。

 ロイヤルパークは研修生を通じて、将来の外国人従業員採用に備えたい考えだ。
 韓国では外国人旅行客数が急速に伸びており、良質のホテル社員が不足しているといわれている。米国や日本のホテルで研修を受けたいと願う若者も増えており、外国人採用を探っているロイヤルパークと韓国側の思惑が一致した。

 日本は「ビジット・ジャパン・キャンペーン」と称して、二〇一〇年までに訪日外国人の数を年間一千万人にする目標を立てている。実現すればホテルの外国人客比率も上がることが予想される。外国人研修生受け入れは、国際化に対応する狙いもあると見られる。

2007/10/23, 日経産業新聞

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