

文化の違いには注意する必要があります。例え見かけは日本人とそっくりであっても、外国で生まれ育った人は文化や習慣などが異なりますので、日本人と同様の行動を期待するのは難しいことがあります。
その代表例としては業務時間への遅刻などが挙げられますが、世界的にみれば日本ほど時間に厳しい国はありません。多少の遅刻であれば、日本人社員と同じ感覚で叱るのではなく、根気よく説得していくべきかもしれません。また、就業中にガムを噛んだり、お茶出しやゴミ捨てなどの契約に記載されていない業務を断ることもあります。このような場合も長い目で見て徐々に日本の習慣に慣れてもらうよう努力したほうが良いでしょう。
また、それぞれの国には大まかな“国民性”がありますので、前もって調べておけば、人によって違いますが、大まかな物の考え方や性格などがわかることもあります。このときに注意しなければならないのは出身地と年齢です。特に国土が広い国や、かつて政治的に主義主張が異なる勢力が支配していた国などでは、同じ国籍でも生まれ育った地域や都市により考え方や習慣などが全く違います。また、経済成長前の貧しい環境で育った人と、経済発展中の物質的に恵まれた環境で育った人では、当然にその考えは変わってきます。